2005年 GW Vol 1今日は待ちに待ったフランス行き.初めてセントレアから行くことにした.一説には万博よりも混んでいるという情報だったので,セントレアを見学も兼ねて2時間以上前に行きゆっくりすることに.8時前に到着ということもあり,まだ人影はまばら.セントレアまでは名鉄で。 とりあえず,check in した後,見学.セントレアには名古屋近辺の有名な店,ご飯屋,お土産屋&銭湯と確かにいろいろな店がそろっていて,まるでテーマパークみたい.また,国内線も併設しているので,デパ地下みたいに,ケーキやセントレア限定のお菓子なども多く売っていた. さて,朝食.どこにしようか迷った挙句,ヨーロッパに行ったらきっと日本食が恋しくなりそうだったので,若鯱屋でカレーうどんセットを食べた.最後に日本の味をかみしめる.展望デッキやらお店を見ていたらあっという間に搭乗時間. 定刻10:10にパリに出発.飛行機はジャンボより一回り小さく席数は3-3-3の一列9人.JALの新しい機体らしく,映画やゲームはオンデマンド.映画も常時6本くらいは見ることができ快適なフライトが楽しめそう.12時間のフライトだったが映画を2本(Mr.インクレディブル,ナショナルトレジャー)を観たり本を読んだり,ゲームをしたりあっという間に過ぎていった.そして,定刻どおり現地に15:25到着.さて,これからニースに向かって乗り継ぎ.18:25なので3時間の待ち時間かと思いきや,この時点で遅れありの文字が電光掲示板に.いったいどれだけ遅れるのだろう(フランスの定刻は15分遅れくらいまでは含むらしい)と心配したが,30分遅れで出発.20時40分ニースに到着. ニースの空港。9時なのにまだ少し明るい。 なんとかニース空港発,ニース駅行きの最終バスに間に合う.ホテルは移動も考えて駅から5分くらいのところにある.ホテルメディチ.外観は比較的かわいらしい. バスタブがあるかなとちょっと期待したが,シャワーのみ.お湯の出は少なくちょっとしょんぼりだけどもう眠いので,あまり気にならず.現在は日本の朝の5時.徹夜明けの状態です. 今日は7時前に目が覚めてしまった.まだ,時差ぼけの影響かな.朝食を摂って8時45分に出発.今日はプロヴァンス鉄道に乗る予定で駅まで行ったが9時に電車が出てしまった後で,次の列車が12:43分なので,あきらめる.明日行く予定だった“エズ”に行くことにした.エズの街は山の上にあり電車で麓の駅まで行き,そこから登山道を1時間30分登るか,直接バスで行くかの二つの選択があったが,迷わずバスで.バスも1時間に何本あるのか不安だったが,次のバスが20分後にあることがわかり,ほっとする.10:40発,走りやすい山道を走ること20分. エズの街の入り口 エズの街は予想していたよりも小さくてかわいい.早速,information に行き,地図をもらって散策開始.しかし,いざ街に入ると細い道ばかりでどちらに行っていいか迷ってしまう. 細い道 さらに,頂上までの道も,分岐点で“どちらでもいけるよ”なんていうサインが出ているので,更に困惑.結局,何度も同じところを行ったりきたり.道にはお土産屋も多い. あひるがショーケースをのぞいてる! お土産屋もタペストリー,絵画,食器などいろいろあって楽しかった.ただ,食べ物屋が思ったより少ない. お土産の一例 頂上はサボテン植物園になっているが,展望台があるので,みんな入っていく.サボテンはどうでもよかったが,展望台に行きたかったので,みんなと一緒に入る.入って,せっかくだからさぼてんも楽しもうかなと思ったが,鉢が倒れていたり,整理があまりなっていない.しかし,展望台からの眺めは最高.青い海,青い空. 頂上からの眺め、やっぱり写真だと迫力が出ない!! 本当にきれいで景色は圧巻.少し下にある,シャトーエズというホテルからは本当にきれいな夜景が見えるんだろうな,今度はそこに泊まりたいものだ. 昼食はエズの街の入り口にあるレストランでピザマルゲリータとサラダニソワーズを注文する.また,チャレンジでガス入りの水を頼む.サラダもピザもあまり期待していなかっただけに,まずまずおいしい. やっぱりガス入りの水はいまいち.おなかもいっぱいになり,13時35分のバスでニースに帰る.ニースに戻り,一日乗車券を買ってシャガール美術館に行く.美術館は思ったよりも小さくて,展示品も少ない.ちょっとがっかりかな.でも,コンサートホールには感動.シャガールのステンドグラスとシャガールの絵があるピアノこんなところでコンサートを聴いてみたい. コンサートホール シャガールの絵が描いてあるピアノ しかし,あっという間に見終わってしまい,次にマチス美術館に.マチス美術館はシャガール美術館からバスで5分くらいのところにある.こちらは思ったより展示品が多い.ゆっくり鑑賞する.しかし,それぞれ疲れが出てきた.もう,2万歩以上歩いているんだ,疲れるはずだ.とりあえず,ホテルに帰り,休憩.夕食ために今度は旧市街に. 旧市街地 しかし,なんだか食欲もなく,いい店も見つからなかったので,Chinese のfast food の店に入ってしまった.まだ,来て2日目というのに….とりあえず,1人前を頼み軽く食べて終了.疲れがどっと出る.歩きすぎ?時差ぼけ? 全部で31785歩. 今日は天気が悪いし,とっても寒い.プロヴァンス鉄道はフランスレイルパスを持っていると半額になるので,ニースの国鉄の駅に行きヴァリデートしてもらう.半額なんてとってもうれしい特典.まずはEntrebeauxに行くことに.Entrebeauxまでは1時間30分. いざ、出発!! どんどん進む まだまだ進む 2両編成の電車は街中を抜け,一気に加速.ヴァール川にはりつくように右に左に走っていく.切り立つ山の中を1時間30分ゆられて到着. Entrebeauxに着くころには快晴に.Entrebeauxがは古い街並みと城壁で有名だ. 到着!! Entrebeauxの街 ある本によると、中世の頃から国境の争いの重要な拠点だったが、ルイ14世の時代の天才土木技術者ヴォバーンによって難攻不落の要塞としに整えられたそうだ。降りたときにはほんとにここでよかったんだろうか?と心配になるほど何もなく,降りる人も2組だけ.いったいどうなるんだろうと思いながら,街の入り口まで行く.街の入り口の駐車場には比較的多くの車が止まっていたので,少し安心.石橋をわたり城門をくぐる。 城門 Information で地図をもらい,お薦めのコースを教えてもらい,散策開始.家々は色も茶色感じが多く,薄暗く細い道沿いに密集した街は本当に中世の町並みという感じがしてくる.店もあまりなく,閑散としている.さてさて,次は城壁にチャレンジ. 最初はどうしようか迷っていたけれど,入り口にeasy walk 30 min と書いてあったが,下から見上げると,とてもとても easy walk には見えない.でもここまできたのだからと気合をいれていざ出陣.はじめはやっぱりeasy walkだと思い,順調に登って行ったが,だんだん気温も上がってきてきつくなる. どこまでも続く道 少なくともeasy walkではない.45分かかってついに頂上に.頂上からの景色は45分登ってきた甲斐があり,素晴らしい.アントルヴォーの町並みや周囲の山々が本当に癒してくれる。風もそよそよ心地いい. 下に見えるのがアントルヴォーの街並み いろいろ写真を撮ってみたが,こういう壮大な風景を写真におさめるのは難しい.城壁自体は現在工事中であまりこれといって見学するものはなかった.下りは20分くらいで降りることができた.もう,12時30分のニース行きが行ってしまい,次は16時までないので,とりあえず,昼食に.広場にあるレストランに(1軒しかなかったので選択の余地はなかったが…)今日のお薦めであるラザニアとサラダトマトモッツアレラを注文. 最近の教訓で,一人がちょっとおもめのメニューを頼んだときはもう一人はサラダくらいにしておくと残さず食べられるということを学習した.こっちのラザニアとかは大きいんだよなと思っていたら案の定大きい.25cm角はありそう.学習の成果があった!!サラダも大きいが….味はどちらともおいしい.街で唯一のレストラン?だと思って心配模様だったが,おいしくてびっくり.満腹満腹. ニース行きの電車も2時間以上ないので,もう少し先まで足をのばすことに.次にAnnotという街に.ニースからの電車に乗っていた観光客のほとんどがAnnotまでの切符を買っていたので,さぞかしすごいところだろうと推測.行ってみる価値ありと判断. 1両編成の電車 また,1両の列車に揺られ,20分.Annotに到着.さて,何があるのだろうと見渡して見ても何もない.ニース行きの時間までは1時間しかない.乗り遅れると3時間以上待たなければいけないので,急いで街を見に行く.といっても,駅にはどちらが街なのか地図がない.とりあえず勘を頼りに,ずんずん歩く.10分くらい歩くとようやく街に到着し,Informationに.地図をもらうと,とりあえず小さな街なので安心. アノットの街並み 教会を中心にぶらぶらする.日本ではありそうもない街並み.細い道にぎっしりと並んだ家々.地震が起きたらどうするんだろうと心配するのは日本人だからかな.この日は30℃を超える暑さ.ばてばてで,10分前に駅に着く.また,2時間近く列車に乗るのでその前にトイレに行こうと思い,駅のトイレを使おうとすると鍵がかかっている.ここで,トイレを使用するのは鍵を駅員に借りる必要がある.また,こういう田舎では往々にして英語が通じない.トイレと鍵のフランス語は覚えていかねば. 鍵がかかっているトイレ さて,これで準備万端,いつ列車が来るんだろう?カメラを構えながら待つこと10分,15分,30分…電光掲示板がないのでいつくるのかわからない.待っている人も全くあわてることがなく,悠々と本を読んでいる.さすがに,30分を過ぎて一人の観光客が駅員に聞きに行った.当然,フランス語なので,自分たちにはちんぷんかんぷん.15分くらい議論していただろうか,ひとりの親切なおじさんがあと1時間以上は来ないよと教えてくれた. あまり動じないフランス人たち えええ!!!どうすることもできない.これもフランスとあきらめて,友人に手紙を書いて過ごすことに.何もないところで,ぼんやり過ごすことも少なかったので,貴重な体験と前向きに考えることに. なにもないアノット駅 さすがに列車の中ではぐったり. 今日一日も天気でよかった.今日は20200歩.よく歩いた. 今日は朝から快晴.7時23分発の列車でマルセイユに.2時間30分の旅の途中,アンチーブやカンヌなどを通り,海沿いを快調に走る.左を見れば海,右を見れば山と景色もいろいろと変化に富んでいて楽しい.少しうとうとしたらもうマルセイユ. フランスの電車は乗り心地が良くてすぐに眠ってしまう.ホテルに荷物を預かってもらい,すぐに街に出ることに. マルセイユの港 マルセイユは港町で気性が荒いせいか車の運転がやたらと激しい.歩行者は無視,クラクションが鳴っていないときはない,横断歩道を渡るのも命がけで,もうひやひや.また,顔つきが胡散臭い人が多く(勝手な思い込み?)危険な香りがする.これまで,田舎町でのんびりしていたから余計にそう感じるのだろう. マルセイユの旧港の魚売り とりあえず,旧港とノートルダム寺院から見学することに.駅から必死で歩くこと15分,旧港に.マルセイユといえば“ブイヤベース”.そんな店も探しながら歩く.港では魚を売っていたが,白目をむいて死んでいたりするものが多く(朝遅いせいもあるだろうが)これを食べるの?というものが多い.日本でもたしかに死んでいるのだが,ディスプレイの問題なのだろうか?これを見てしまうと魚を食べる気が全くなくなってしまい,とりあえず,おやつにパン・オ・ショコラをパン屋で買う. フランスのパンは本当においしい.きっとパンにはうるさいんだろうな.すこし元気になったところで,ノートルダム大聖堂に.地球の歩○方には急な坂があるためバスで行ったほうがいいですよと書いてあったので,バス停を探す.しかし,バス停も見つからず,諦めて歩いていくことに. 目指すノートルダム大聖堂 でも,坂がきつくてやっぱりつらい.これを乗り切ればやせるぞ!と自分に言い聞かせながら,登る.でも,人の意見は素直に聞いたほうがいいということが身にしみた. 教会からの眺め 教会に着くころには汗だく.この大聖堂はフランスのほかの大聖堂と色調や中の様子がどこか違う.なんだか,スペインっぽい.ここからはマルセイユの街並みが一望できる.今日は天気はいいのだが,暖かすぎらしく,もやがかかっていて全く見えない.残念.帰りはプチトレインで旧港まで降りてくる.登りもあったらしく,もっときちんと探せば良かったと後悔.帰りの道はとても気持ちよかった. プチトレイン 次はエクス・アン・プロバンスに.マルセイユを一歩出るとプロバンスの田舎が広がる.放牧,花畑などのどかな風景の中を列車は走りぬけ約40分でエクス・アン・プロバンスに到着. 地方の大都市というイメージがあったが,駅についてみるとかなり小さく,駅舎も地味. 駅舎 駅前もBarが2軒ほどあるだけでしょんぼりしている.中心街までは徒歩で10分で街の中心を通るミラボー通りに.この通りの脇にはCafeが多く,まるでシャンゼリゼ通り(ちょっとそれは言い過ぎかも)みたい.しかも,どのCafeも満員. 旧市街に入ってもCafeが多く立ち並び,洋服や小物のお店も多くあり,windowショッピングが楽しめる.街もこじんまりとしているので,徒歩で全て楽しめるのもうれしい.また,エクス・アン・プロバンスには噴水や泉が多く全部で100以上あるといわれている.また,セザンヌの生家やアトリエもあり,近くにはかの有名なSt.ビクトワール山もある.半日で十分楽しめ気持ちの良い街でした. 最後に食べたハーゲンダッツ マルセイユとはかなりギャップあり! 天気も良くて今日も良く歩いた.27870歩. ジャンル別一覧
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